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被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!

被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!
asako
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2024年元旦、石川県能登半島を中心にM7.6の地震が発生しました。【令和6年能登半島地震】

1月7日午後2時の時点で、県内であわせて128人の死亡、重軽傷者560人が確認されています。

さらに、輪島市や珠洲市、内灘町、それに能登町でも、多数の住宅に被害が出ており行方不明者もまだまだいるとの事です。

そんな中、国内各地や海外からの支援物資が届き、炊き出しなどのボランティア参加者も現地に足を運んでいます。

被災者にとって支援物資やボランティアをしてくれる人がいるのはありがたいと思うのですが、じつは「被災地でありがた迷惑」となることも多く、かなり問題視されているのです。

 

そこで今回は『被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!』です。

どのような事例があるのか、詳しく見ていきましょう。

 

被災地でのありがた迷惑になるのはどんなこと?

被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!

では、どんなことが被災地で「ありがた迷惑」となるのでしょうか?

被災者に思いを馳せ「被災者のために」という気持ちを行動に移してくれるのはいいのですが、それだけでは済まされない身勝手ともいえる行動が、被災者を困らせることにもなるのです。😨

 

無計画で被災地に行く

まず、無計画のまま被災地へ行くことが「ありがた迷惑」です!

たとえば

  • 何のリサーチもせず何となく行く
  • どのような支援をするのか決めていない
  • 自分の食べ物や宿泊場所を確保していない 

など。

「何か力になれればと思って…」と何となく被災地に行ったところで無計画だと被災地の方からすると邪魔にしかなりません。😫

現地には特に自治体の方や救助隊・医療団体の方々が動いています。

そんな所では迷惑でしかない。

 

では「計画を立てればいいのか」というと、必ずしもそう言い切れません!

支援やボランティアはどのようなニーズがあるのか自治体の支持に従うのが、最適なので「必要です、お願いします」と言われてから動いた方がいいでしょう。🙏

 

 

現地の状況やニーズを把握せずに送る支援物資

先ほどの「無計画で行く」でも触れましたが、現地の状況やニーズを把握せずに送る物資もありがた迷惑になります。

被災地といっても、場所によって必要なものは違ってきますよね。

  • 毛布は足りているけど食糧がもっとほしい
  • 子どもが多い場所では紙おむつなどのベビー用品がほしい
  • 食料は足りているけど水がもっと欲しい 

など。

すでに足りているものがたくさん送ってこられても使い道がなく、他の被災地へもっていくという手間もかかります。

そのような人手がいない場合は使われずに処分される場合もあるといいます。

現地のニーズに合った支援物資でないと役に立てない ことを心得ておきましょう!

 

善意を押し付ける心のケアやカウンセリング

被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!

地震や台風の被災地を支援しようと現地に訪れたボランティアが、実は被災者にとって精神的なストレスになっていたという事例も報告されています。

 

例えば東日本大震災のとき、福島の避難所で「心のケアお断り」という貼り紙がありました。

ボランティアの中には「心のケアをします」「お話し相手になります」と被災地を訪問する人もいて、被災者の方がそれを直接的に断るのが難しく、張り紙で対応をしていたそうです。

  • 頼まれてもいないカウンセリング
  • やたら頻繁に話しかける
  • 家族のことや災害時のことを何度も聞く(マスコミなど)

など。

 

カウンセリングなどは、心理カウンセラーなど専門の知識を持っている人に任せることがいいですね。

カウンセリングに適したタイミングというのもあるので。

 

話すことで落ち着くという人や、静かな時間を過ごすことで整理されるという人さまざまなので一概には言えませんが、

被災者にとって、相談したいときに相談できる環境がある ことが大事なんだと思います。

 

 

被災地のインフラや環境に合わない行動

被災地のインフラや環境がどうなっているのか把握せず行動した結果、迷惑になったという例もあります。

たとえば、

  • 電気や水道が使えない場所に電子機器や携帯トイレを持ち込む
  • 下水道が無い場所で洗濯やシャワーをする
  • 道路が破壊されている場所に車で行く 

など。

 

このようなことは、個人で現地に行く場合に多いと聞きます。

ボランティアをしたいのであれば、まずは自治体のボランティア受付に登録する方が無難ですし、被災場所のニーズが把握できます。

 

石川県からのお願い

今回の地震で被災した石川県から、1/6~1/8の三連休の前にこのようなお願いがありました。

 

個人の判断で行動するのはやめて、自治体の言うとおりに行動したいですね。

被災地の負担になるのは本末転倒となりますので注意しましょう。

 

被災地でありがた迷惑だったものとは?

今回の石川県能登半島地震に関連するニュースで話題になっていました。

どんなものが挙げられていたのか詳しく見てみましょう。

 

千羽鶴・寄せ書き

千羽鶴や寄せ書きなどの気持ちは嬉しいですが、食料が確保できないほど切羽詰まっている状況の中で千羽鶴や寄せ書きは何の役にも立たないですもんね。

被災者の中には喜ぶどころか落胆する人もいたようです。

 

大量の千羽鶴が送られてきたら置いておく場所の確保も問題になりますね。

そういう経緯から千羽鶴や寄せ書きは「ありがた迷惑」とされているようです。

むしろ折り紙を送ってくれた方が、子どもたちは喜ぶかもしれません。

少しでも穏やかな時間が流れるように・・・

 

生鮮食品

被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!

日持ちしない生鮮食品は迷惑になる確率高いです!

被災地では 調理出来るような場所があるかも分からないし生鮮食品は腐りやすい。

衛生的にもおススメはできませんよね。

長持ちして調理要らずの食料や物資が必要です。

できる限り被災者の負担にならないものを考えていきましょう。

 

お米など調理が必要なもの

先ほどの生鮮食品でも触れましたが、お米なども調理が必要になるので被災地の負担になります。

調理場所がない場合や人手が足りない場所などでは使いきれず役に立たない場合も多いのです。

調理済みで長持ちできるものが一番です。

ボランティアの環境が整ってくると大丈夫な場合もあると思いますが、個人の判断ではやめた方がいいでしょう。

 

賞味期限が近い・分からない食品

被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!

冷凍食品の場合は現地に冷凍庫がない場合が多いです。

普通に考えて、賞味期限切れの食糧はまさに「ありがた迷惑」になります。

その辺は想像力を働かせて「それが自分だったら嬉しいのか」を考えていきたいですね。

賞味期限がわからないものや海外のものも同様です。

とにかく長持ちするものが一番です🙏

 

古すぎる古着・洗濯されていない毛布や布団

古すぎる古着や明らかに使用済みで洗濯していない毛布や布団は、気持ち悪くて使いたくないですよね。(生きるか死ぬかであれば使うかもしれませんが)

自分がその立場だったら嬉しいかどうか・・・

被災地であるからこそ清潔で心が安らぐようなものにしたいです😌

 

でも下着はあると助かるので、新品の下着であれば嬉しいと思います。

 

ありがた迷惑にならない被災地への支援とは?

被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!

被災地への支援は、現地に行ってボランティア活動をすることだけではありません。

間接的にできる支援はたくさんあります✨

「ありがた迷惑」とならない適切な支援とはどんなことでしょう。

 

募金・寄付

募金や寄付をすることも立派な支援の一つです!

災害が起きたときは、さまざまな募金活動が行われています。

その際は、くれぐれも安心・信頼できる団体をえらぶようにしましょう。

 

2024年1月現在、令和6年(2024年)能登半島地震に係る災害義援金の受付が開始されました。

日本赤十字社石川県支部

石川県共同募金会

どちらも、2024年1月4日(木)から2024年12月27日(金)までとなっています。

 

石川県のHPに掲載されていますので安心ですね😊

 

また、ふるさと納税での寄付 もおススメです。

(ふるさと納税での支援については下方に記載しています)

 

現地で生産されたものを購入

被災地の支援の一つに、現地で生産されたものを購入するという支援もありますね!

東日本大震災のときも、宮城県や岩手県、福島県で生産されたものを購入して支援する取り組みが行われました。(現在も継続中)

被災地に思いを馳せ、被災地のものを購入することが復興につながっていくんですよね。

積極的に購入していきたいと思います😊

 

 

 

 

 

 

観光

今すぐに現地へ観光するのは非常識ですが、復興が落ち着いた頃に観光に訪れることも支援に繋がります。

これも観光OKのタイミングが大事ですね。

 

被災地へ出向くのは控えたいところですが、石川県全域がダメではなく、能登半島でない金沢あたりでは観光OKと言っています📣

 

ふるさと納税

ふるさと納税での寄付金はそのまま寄付先の自治体の税収になるため、こちらも被災地の役に立つはずです✨

こんな時だからこそ、ふるさと納税をフル活用したいですね!

 

「令和6年(2024年)能登半島地震」に係る ふるさと納税 寄付金

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上記の地域以外にも 令和6年能登半島地震の寄付 が楽天にてできますのでチェックしてみてください。

他にも生産物や旅行などの支援もできます!

 

 

 

 

風評被害が生ずる誤解を広げない

被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!

風評被害(ふうひょうひがい)とは、根拠の不確かな噂や科学的根拠に基づかないデマ等によって被害を受けること。

東日本大震災のときは、原発があった福島を中心に問題になっていました。

 

今回の石川能登半島地震の被害は、地震と津波ですが風評被害が広がって被災地がさらに辛い思いをしないように気を付けなくてはなりません。

特にSNSは拡散力があるので、発信者は誤解を生まないようにしないといけないですね。

 

息の長い支援

支援が災害時だけでなく、これからもずっと息の長い支援をしていくことが被災地復興のためになります。

息の長い支援でおススメなのは、やはり「ふるさと納税」です!

毎年できて、しかも現地の特産物もいただくことができるのでそれこそ一番の支援ではないでしょうか✨

 

楽天ふるさと納税【石川県】

 

まとめ

被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!

被災地で「ありがた迷惑」になるのはどんなこと?

  • 無計画で被災地に行く
  • 現地の状況やニーズを把握せずに送る支援物資
  • 善意を押し付ける心のケアやカウンセリング
  • 被災地のインフラや環境に合わない行動

被災地でありがた迷惑だったものとは?

  • 千羽鶴や寄せ書き
  • 生鮮食品
  • お米などの調理が必要なもの
  • 賞味期限が近い、分からない食品
  • 古すぎる古着、使用済み下着、洗濯されていない毛布

 

「被災者の役に立ちたい」という気持ちはいいですが、何も考えず想像力のないものはただの「押し付け」になります。

結果的に迷惑になってしまっては何の意味もありませんよね。

ボランティア等は、自治体の支持を待つのが一番であると考えます。

支援物資も本当に今送っていいものなのか、しっかりリサーチする必要があります。

 

ただ、忘れてならないのは「何かしたい!」と思うのであれば募金することも十分な支援なんです。

そして 被災地に思いを馳せながら自分の生活を大事にする

被災地にいかなくても物資を送らなくてもできることはあります。

自分にできることをしていきましょう✨

 

『被災地でありがた迷惑になることとは?迷惑でいらなかった物リストも紹介!』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

 

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