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都知事選2024の立候補者なぜ多い?6つの理由と3つのメリットとは?

都知事選2024の立候補者なぜ多い?6つの理由と3つのメリットとは?
asako
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7月7日は、東京都知事選の投票日!

現職の小池百合子さんも立候補者として3期目を目指し、他にも小池さん・蓮舫さん・石丸伸二さんなどが注目されています。

注目候補者の公約などはもちろん一番気になるところですが、今回驚いたのは「立候補者の多さ!」

過去最多だった前回の22人を大きく上回り、今回の立候補者は過去最多の56人!

都知事選、なぜこんなに多くなったのでしょうか?

これにはやはり多くのメリットがあるようです。

この記事でわかること
  • 都知事選の立候補者が多い6つの理由
  • 都知事選に立候補する3つのメリット

では、詳しく見ていきましょう。

都知事選の立候補者が多い理由は?

都知事選2024の立候補者なぜ多い?6つの理由と3つのメリットとは?

過去最多の56人の立候補者には驚きました!

前回(2020年)は22人、一番少ない時は石原慎太郎氏が再選された2003年の5人。

なぜこんなに多くなっているのか、その理由を調べてみました!

そこで、〇つの理由が浮かび上がってきました。

詳しく見ていきましょう。

アピールできる人口が多い

何といっても東京は日本の中で圧倒的に人口数が多いです!

今回は政治ですが、政治に限らずいろいろなことをアピールするときに、より多くの人にアピールしたいですよね。

たとえば、地方の知事選で立候補するよりも東京都知事選で立候補した方が効率がいい!

立候補者はそのように考えている人は多いと思います!

供託金が全都道府県300万円

都知事選2024の立候補者なぜ多い?6つの理由と3つのメリットとは?
供託金(きょうたくきん)とは

選挙に立候補する場合、法務局などに預ける金銭のこと。当選する意思のない人が売名などのために無責任に立候補するのを防ぐための制度。

公職選挙法(公選法)で、出馬する選挙によって金額が決まっている。

供託金没収点(有効投票総数の10分の1)に達しない得票率の場合は全額没収され、逆に落選しても一定の得票を得ると全額返還される。

ちなみに、選挙ごとの供託金は以下のようになっています↓

画像引用元:読売新聞オンライン

今回の都知事選を例にあげると、供託金は300万円

つまり、地方知事選でも同じ300万円なら「人口の多い東京の方がいい」と捉えられますね。

東京都知事選の供託金は300万円です。逆に言えば300万円を払えば最低2週間は全国ネットで活動を宣伝してもらえる超コスパ選挙です。裏のつながり云々ではなく単純な露出効果を狙って出馬する候補者が多いです。

ちなみに、供託金没収点(有効投票総数の10分の1)を得られないとそのまま没収される。逆に落選しても、供託金没収点を上回ると全額返還される。

ポスターの効果

都知事選2024の立候補者なぜ多い?6つの理由と3つのメリットとは?

今回の都知事選では、立候補者のポスターが「問題」となっています。

公約や政策といった中身が浮かび上がるよりも、不適切なポスター等が話題になっているのは残念ですよね。

本来、有権者は立候補者のポスターを見て、ポスターに書かれているそれぞれの主張や思いを読み取ることができます。

そういったポスターの効果を感じられるのも選挙の魅力。

それがポスター(掲示板)活用の醍醐味だったはず。

今回の質の低いポスターの数々に、H氏が言った「世も末…」

本当にそうだなと感じます。

子どもたちが学校で真剣にやっている生徒会長選挙の方が100倍立派だよ。

政見放送がある

立候補者は「政見放送」でアピールができます。

政見放送とは

政見放送(せいけんほうそう)とは、日本の選挙において、公職選挙法に基づき立候補者個人および政党・政治団体がテレビ・ラジオにおいて政見を発表する放送番組である。

放送局はその内容について責任を直接問われない。編集もされない。

引用元:Wikipedia

一人当たりの持ち時間は5分30秒あります。

この政見放送では編集してはいけないので、候補者が普段テレビでは言えない自分の思いなどを言うこともできます。

ただ、今回の都知事選の政見放送は一言、恥ずかしいですね。

浮動票を多く獲得できる

浮動票とは

浮動票とは、選挙のたびごとに投票する政党や候補者を変える可能性がある票のこと。特定の政党や候補者が一定している⇔固定票

東京都知事選において、立候補者が浮動票を多く獲得することは有利といわれています。

東京は有権者数が多く、政治に関心のさほど高くない若者も多いため、浮動票を狙う立候補者も多いでしょう。

特に、東京都知事選挙のような大規模な選挙では、組織票や固定票だけではなく、浮動票を含めた幅広い支持層からの票を集めることが勝利につながると考えられます。

都知事選にタレントや知名度の高い人が多いのは、浮動票を獲得できる可能性が高いからです。

もちろん最終的に関心を集め、支持を得るためには、政策(中身)が具体的なければ浮動票すら見向きもされません。

自身のネットチャンネルの宣伝

立候補者の多くはYouTuberやネット配信をしており、そこそこ食べていけるだけの収益を上げていると言われています。

都知事選に立候補して少しでも興味を持ってもらえれば、チャンネル登録をしてもらえたり、動画再生をしてもらえます。

ネットユーザーの都民が1,000万人として、ほんの数万でも自身のネットチャンネルに関わってくれると、供託金以上のネット収益を得られるでしょう。

小池、蓮舫以外はみんな政治ネタをネット配信してチャンネル登録者数20万人以上でネット広告収益で稼いでいる。

1千400万人都民、周辺在京キー局エリアの神奈川(930万人)、千葉(630万人)、埼玉(730万人)のうち1万人チャンネル登録してくれれば3百万円の元はすぐに取れる。2024/6/20 9:12

感想引用元:Yahoo知恵袋

都知事選の立候補者になるメリットは?

都知事選2024の立候補者なぜ多い?6つの理由と3つのメリットとは?

”東京から政治を変えていきたい!” という強い信念をもって立候補している人が多いと思いますが、それだけでは無いような気もします。

今回はポスターの件や政見放送の内容など、驚くような光景、物議を醸していますよね。

「売名行為では?」と呆れている国民も多いのも事実。

そこで、7つの「都知事選に立候補するメリット」を解説していきます。

知名度アップ

立候補するだけで知名度が上がるわけではないですが、自分の主張を伝えることができます。

知名度アップを狙う候補者を「泡沫(ほうまつ)候補」とも呼ばれていますが、そのような立候補者が増えた印象です。

”自分の主張ができる” という点では「政見放送」で6分間与えられ、良くも悪くも注目を集めると知名度が上がります。

供託金以上の価値がある!とみている候補者も多いのではないでしょうか。

次の選挙で当選確率が上がる

先ほどの「知名度アップ」の先を見据えて・・・

  • 今回は様子見で顔と名前を少しでも多くの人に覚えてもらいたい
  • その先に(次回の選挙で)立候補したときに多くの投票数を獲得したい

と、そのように作戦立てている人も多いのでは?

また、1回きりだとあまり興味をもってもらえず本気であってもそれが伝わりづらいこともあります。

しかし、2回目に出馬した際、1回目より良い印象を与えられることもあります

「前回も出ていた人」「この人本気だったんだ!」みたいな良い印象が付いてくることもあります。

地道にコツコツ、と考えている候補者こその作戦かもしれません。

ネット収益が上がる

これも、先述した「知名度アップ」からの繋がりです。

現在では、候補者自身ネットチャンネルを持っている人が多いので、気になった人がネットにアクセスする⇒再生回数が上がる→収益が上がる

SNSを駆使している人こそ、知名度が上がると再生回数で稼げることができます。

ネット収益を得ている候補者が多いので、そのメリットはかなり大きいと思われます。

まとめ

都知事選2024の立候補者なぜ多い?6つの理由と3つのメリットとは?

東京都知事選2024は一体どうなるのでしょうか?

今回は、2024年東京都知事選の立候補者がなぜ多いのか?

その理由と立候補するメリットについて、調べたことを解説しました。

立候補者が56人とだんだん多くなっている理由として、主に以下のことが挙げられます。

  1. アピールできる人口が多い
  2. 供託金が全都道府県300万円
  3. ポスターの効果
  4. 政見放送がある
  5. 浮動票を多く獲得できる
  6. 自身のネットチャンネルの宣伝

また、都知事選に立候補するメリットとしては、

  1. 知名度アップ
  2. 次の選挙で当選確率が上がる
  3. ネット収益が上がる

などがあります。

選挙活動の様子がテレビなどで毎日報道されていますが、立候補者の言動に呆れている人も多いかもしれません。

(日本、大丈夫か?)と心配になります。

7月7日は、日本の中心である東京のトップを選ぶ大事な選挙です。

ぜひ有権者の皆さんはしっかりと考えて投票してほしいと思います。

『都知事選2024の立候補者なぜ多い?6つの理由と3つのメリットとは?』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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