ロックオンソーシャルクラブと男闘呼組の違いは?メンバーや結成理由も解説!
2023年NHK紅白歌合戦に、Rockon Social Club(ロックオンソーシャルクラブ=RSC)が初選出されたと発表されました。
んん??ロックオンソーシャルクラブとは?
今で言う〝イケオジ” ですね✨
そして、あの〝男闘呼組” のメンバーがいるではありませんか!
男闘呼組が新しいバンドを結成したようなんですが、男闘呼組と何が違うのでしょうか…
そこで今回は、
『ロックオンソーシャルクラブと男闘呼組の違いは?メンバーや結成理由も解説!』で、リサーチしてみました。
- ロックオンソーシャルクラブ(RSC)と男闘呼組がどんなグループか。
- ロックオンソーシャルクラブと男闘呼組の違い
- ロックオンソーシャルクラブを結成した理由やメンバーの出会い
では詳しく見ていきましょう。
ロックオンソーシャルクラブ(RSC)・男闘呼組とは?
まずは、Rockon Social Club(ロックオンソーシャルクラブ)と、男闘呼組がどんなグループなのか見ていきましょう。
ロックオンソーシャルクラブとは
*2022年に、元・男闘呼組のメンバー(成田昭次・高橋和也・岡本健一・前田耕陽)を中心に結成された新しいロックバンド。
*略称 ➡「ロックオン」「RSC」
ジャンル ➡ ポップ・ロック、インディー・ロック、オルタナティヴ・ロック、J-POP。
2023年2月17日、1枚目アルバム「1988」より Rockon Social Clubとして初シングルカットを先行配信!
プロデュースは、元「JUN SKY WALKER(S)」のベーシスト寺岡呼人さん。
『音楽の日2023』(TBS系)でテレビ初披露しました。
結成したばかりですがタイアップ曲も、
- 呉工業『オキーフ ワーキングハンズ』CMソング
- NHKラグビーテーマソング
- 『ひるおび』11月エンディングテーマ曲
など活動の幅を広げています。
さすが実力派揃い!今後ますます活躍しそうですね!
男闘呼組(おとこぐみ)とは
1988年、旧ジャニーズ事務所から4人編成のロックバンドグループとしてデビュー。
メンバーは、成田昭次、高橋和也、岡本健一、前田耕陽。
同じ事務所で人気トップの少年隊や光GENJIと違い、男闘呼組は「本格派ロックバンド」をコンセプトとしていました。
- デビュー曲『DAYBREAK』(1988年発表シングル)はオリコン最高チャート1位。
- その後、『秋』『TIME ZONE』などの楽曲がヒット。
- 1988年には第30回日本レコード大賞最優秀新人賞を受賞。
- 1988年・1989年は、NHK紅白歌合戦に出場。
- 1989年には東京ドームでコンサートを行う。
- 1993年6月30日付けで、高橋がジャニーズ事務所から解雇されたことに伴い、突如グループが活動休止となる。
- 2022年7月16日、およそ29年ぶりに2023年8月までの期間限定での活動再開を発表。
- 2023年8月26日の日比谷野外音楽堂にてラストライブ。
2023年末には、Rockon Social Clubとしての紅白にも出場しました。
ロックオンソーシャルクラブと男闘呼組の違いは?
【Rockon Social Club】のバックステージフォトを公開📷💥
— with MUSIC (@ntv_withmusic) September 7, 2024
素敵なパフォーマンスを
ありがとうございました💖🔥#withMUSIC#withMUSIC_behind#RockonSocialClub#ロックオンソーシャルクラブ@rockonsocialclu pic.twitter.com/2LLE5nNJdV
Rockon Social Club(ロックオンソーシャルクラブ=RSC)
新しいイケオジバンド😊
メンバーには、元男闘呼組のメンバー4名が所属していることがわかりました。
そこで男闘呼組との違いがあるのか見てみましょう。
メンバーと楽器の構成
まず、メンバー構成の違い です。
4名から6名のバンドメンバーになっています。
では、1人ずつ見ていきましょう。
① 成田昭次(なりたしょうじ)
- 名前:成田昭次(なりた しょうじ)
- 生年月日:1968年8月1日(55歳)
- 担当楽器:ボーカル、ギター
- 特徴:硬派なルックス、ハスキーな声
- 職業:歌手、シンガーソングライター、俳優、ギタリスト
*作詞作曲も手掛け、俳優としても活躍した。
*旧ジャニーズ事務所では珍しく23歳の若さで結婚し同年10月に女児が誕生。(その後離婚)
*2009年、自宅に乾燥大麻を所持していたとして大麻取締法違反で現行犯逮捕。
*男闘呼組の活動休止後は、シンガーソングライター及びギタリストとして音楽活動に専念。
出典:Wikipedia
② 岡本健一(おかもとけんいち)
- 名前:岡本健一(おかもとけんいち)
- 生年月日: 1969年5月21日(54歳)
- 担当楽器:ボーカル、ギター
- 特徴:艶のある声、中性的な顔立ち
- 職業:俳優、歌手
*15歳でジャニーズ事務所に入所しダンスレッスンを受けていたがロックなどの音楽の興味があり、後のメンバーとなる成田昭次にギターを習う。
*俳優として舞台・テレビドラマ・映画などもこなす。
*2021年ジャニーズ事務所との専属契約を解除し新たにエージェント契約をする。
*2023年SMILE-UP.(旧ジャニーズ事務所)とのエージェント契約を解除。今後はSMILE-UP.の新会社と新たにエージェント契約をする予定。
*Hey! Say! JUMP元メンバーの岡本圭人は長男。
出典:Wikipedia
③ 高橋和也(たかはしかずや)
- 名前:高橋和也(たかはしかずや)
- 生年月日:1969年5月20日(54歳)
- 担当楽器:ボーカル、ベース、アコースティックギター
- 職業:シンガーソングライター、俳優、声優
*1993年突然ジャニーズ事務所から解雇され、同時に「男闘呼組」も活動休止となる。
*その後渡米し1995年に帰国。本名の”高橋一也”から”高橋和也”に改名し芸能活動を再開した。
*2002年、橋口亮輔監督『ハッシュ!』でゲイの青年役を演じ高い評価を得る。
*2014年、『そこのみにて光輝く』での演技が評価されて高崎映画祭最優秀助演男優賞を受賞。
*声優としては韓国俳優イ・ビョンホンの吹き替えを多く担当している。
出典:Wikipedia
④ 前田耕陽(まえだこうよう)
- 名前:前田耕陽(まえだこうよう)
- 生年月日:1968年8月16日(55歳)
- 担当楽器:ボーカル、キーボード
- 職業:シンガーソングライター、タレント
*中学3年生のときにジャニーズ事務所に入所。
*男闘呼組のリーダーとして活躍。
*男闘呼組の解散後は「前田耕陽BAND」や「GODDESS」のバンドで活動。
*近年では元男闘呼組の高橋和也らと「MIDNIGHT ANGEL」というバンドを結成した。
*1998年に結婚したがその後離婚。2006に漫才師の海原ともこと再婚し1女1男を授かる。
出典:Wikipedia
⑤ 寺岡呼人(てらおかよひと)
- 名前:寺岡呼人(てらおかよひと)
- 生年月日:1968年2月7日(55歳)
- 担当楽器:ボーカル、ギター、ベース、ピアノ、キーボード、シンセサイザー
- 職業:ミュージシャン、シンガーソングライター、作詞家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、ベーシスト
*元JUN SKY WALKER(S)のベース担当。
*1991年、JUN SKY WAKER(S)がオフの時に『寺岡呼人&ヒズフレンズ 〜かわいい子には旅をさせろツアー〜』を行う。このツアーにはデビュー前の桜井和寿、川西幸一(ユニコーン)らが参加していた。
*奥田民生とライブユニット・寺田を組み演奏している。
*1993年、JUN SKY WALKER(S)を脱退。同年11月にソロデビュー。
*1997年、フォークデュオ・ゆずのプロデュースを始める。
出典:Wikipedia
⑥ 青山英樹(あおやまひでき)
- 名前:青山英樹(あおやまひでき)
- 生年月日:1986年8月29日(37歳)
- 担当楽器:ドラム
- 職業:ドラマー
*EVER+LASTのドラムスとして活動の傍ら、日本芸術専門学校の講師も務める。
*2006年にプロドラマーとしてデビュー以降、様々なジャンルのライブやレコーディングで活動。
*実父は青山純で自宅にドラムセットがあった環境で育ったが、父親と違うことをやりたいと、ワンバスだった父に対抗しツーバスを始めた。
*その後ツーバスのX-JAPANのYOSHIKIに影響を受ける。
*数々のライブのサポートメンバーを務める。
*2013年2月、BABYMETALのライブにサポートとして初参加。5月には吉川晃司ライブツアー初参加。
*メンバー最年少の37歳。(2023現在)
出典:Wikipedia
メンバーに関して、男闘呼組は4人でしたがRockon Social Clubは6人に増えました。
男闘呼組では担当がいなかったドラムに青山さんが加わり、また、オールマイティなプロデューサーもできる寺岡さんも入ることでより重厚感のあるロックバンドとなっています。
プロデューサー
次に、プロデューサーの違い です。
Rockon Social Clubではメンバーの寺岡呼人さんプロデュースで結成。
寺岡さんは有名ミュージシャンとの交流も広く、ゆずをはじめ多くのアーティストのプロデュースをしています。
プロデューサーが変わると、売り出し方も変わると思うので、今後どんなふうになるのか。
ジャニーズ事務所時代はバンドグループといえど〝アイドル” でした。
それから30年たって、もちろん大人の男性の創り出すバンド、新しい雰囲気の彼らがどんなバンドになっていくのか楽しみです😊
楽曲のテイスト
ジャニーズ事務所に所属していたときは〝アイドル男闘呼組” として人気があったわけです。
おそらく、男闘呼組との差別化は考えているのかなと思うのですが、どうでしょうか…
まあ、でもあれから30年以上経っているので差別化も何もないのかもしれませんね。
ただ、プロデューサーの寺岡さんがメンバーということは、メンバーの意見がそのまま反映されるでしょう。
男闘呼組時代よりはいろんなチャレンジができるかもしれませんね。
ひと言でいうと〝どの年代でも聞いて心地いい曲もあれば、もちろんゴリゴリのロックもある!とても幅広い感性を感じました✨
50代のミュージシャンのこれまでの経験や感性が、若者には出せない雰囲気となって楽曲に表れているんです。
大人の男性ロックバンドとしての新たなる取り組み!
大人たちを元気づけてくれる、そんなバンドになりそうです。
コンセプト
こういうコンセプトでバンドを組みましたー!
と、今の時点では言っていないんですよね💦
とはいえ、バンドを組んだ時点で「こういうバンドにしたい」という方向性はある程度あるのかな~と思っています。
それは、Rockon Social Clubがリリースしている楽曲を聴いていくと何となくの雰囲気はわかるような気がします。
先ほどの〈楽曲のテイスト〉でも書きましたが、コアなファン且つ幅広い年代に受け入れられそうな感じがします。
実際、バンド名と同じ『Rockon Social Club』という曲はロックを感じる、頭を振りたくなるようなノリノリのロック🎸
でもCMタイアップ曲や情報番組のテーマソングは、J-POPで歌いやすそうな穏やかで爽やかさも感じられる曲🍃
どんな曲でも創れるぜー!という余裕さえ感じますね😊
男闘呼組がロックオンソーシャルクラブを結成した理由やメンバーの出会いは?
メンバーには元・男闘呼組のメンバーが4名全員入っています。
Rockon Social Clubを結成した理由やメンバーの出会いについて、詳しく見ていきましょう。
メンバーの出会い
3年ほど前に、成田さんが別のアーティストのライブにゲスト出演した際に寺岡さんと初めて会ったそうです。
元々、成田さんは寺岡さんに会いたいと言っていたようですが初めて会った時成田さんはめちゃくちゃ人見知りだったそうで…笑
それがきっかけで2022年6月に、寺岡呼人さん(ベース)・青山英樹さん(ドラム)と共にRockon Social Clubの他に〝成田商事” というバンドを結成しています。
寺岡さんは成田さんを介して岡本健一さん、前田耕陽さん、高橋和也さんという元・男闘呼組メンバーに会うことになります。
✨エピソード~
寺岡さんは、岡本健一さんと初めて会ったとき初対面にもかかわらず「呼人くん」とフレンドリーに接してくれた。すごく盛り上がって後にRSCの楽曲となる『ただいま』という曲のイメージが浮かんだ。
なんて素敵なエピソードなんでしょう…
初対面から楽しかったっていいですよね😊
ドラムの青山さんとの出会いもおそらくこの時だったと思われます。
男闘呼組の期間限定活動であった2022年、『男闘呼組 1988』での東京公演・『男闘呼組 THE LAST LIVE』・『男闘呼組 THE LAST FOREVER』にドラマーとして参加しています。
結成秘話
結成秘話について、このように語っています。
寺岡:「本当に、いつの間にか結成していた(笑)」
成田:「展開が早すぎる」
2022年末でも今のメンバーが決まっていたわけでもなく、気付いたら!という感じだった。
「それでも決まってからはめちゃくちゃハードスケジュールで、めちゃめちゃスパルタだった」
そんなRockon Social Clubの活動を振り返りながらこんなことを語っていました。
「割と音楽業界って、1、2年先の会場を押さえて、そこに向けて取り組むのが当たり前だけど、僕らは急にいろいろ決まったでしょ。
でも音楽ってそういった瞬間芸術、即興性みたいなものがあるから、Rockon Social Clubをやりだして、1年後、2年後って不健全だなって思いました」
「いつも現在進行形ですからね」
「感動的な結成秘話はまったくないけど、現在進行形でどんどん生まれてきているものを、皆さんにもリアルタイムで感じてもらいたい」
経験と実力がある人たちの集合体だからこそ、いつの間にか結成して展開が早くても素晴らしい楽曲を創っていけるのでしょう。
「現在進行形」という言葉が、頼もしく、そして楽しみな気持ちにさせてくれますよね🎵
6人のアイディアでもっとロックバンドを広めてほしいな~と思います。
バンド名の由来
Rockon Social Clubというバンド名ですが、
”ロックが好きな人たちの集まる場所” と言いたいのかなと思います😊
いつまで経っても何歳になっても、「大好きなロックを続けていく場所」をバンド名にするのがカッコいいですよね!
お洒落でセンスあるな~と感じます♪
まとめ
① メンバーと楽器の構成
- 男闘呼組の4人(成田昭次、岡本健一、高橋和也、前田耕陽)と、寺岡呼人、青山英樹で結成された6人組のロックバンド。
② プロデューサー
- メンバーである寺岡呼人さんが主にプロデュース
③ 楽曲のテイスト
- どの年代でも聞いて心地いい曲もあれば、もちろんゴリゴリのロックもある。
- 楽曲の幅が広いと感じました。
- J-POPが得意な寺岡さんと他のメンバーも曲を制作できるため、どんなジャンルの曲もこなすバンドになりそう。
④ コンセプト
ご本人たちが言っていることではないですが、筆者の予想としては「大人の男性ロックバンドとしての新たなる取り組み!」と感じています。
大人たちを元気づけてくれる、そんなバンドになりそうです。
『ロックオンソーシャルクラブと男闘呼組の違いは?メンバーや結成理由も解説!』を最後まで読んでいただきありがとうございました。