推しの子がマンガ大賞1位になった理由は?次にくるマンガも紹介!
2023年の春アニメの放送でさらに大注目となりましたね!
オープニング主題歌、YOASOBIの「アイドル」も、米ビルボード・グローバル・チャートでJ-POPとしてはなんと初めての1位!
オリコンのストリーミング再生数は4憶回をこえていたりなど(;゚Д゚))))
ヒカキンさんがYou Tubeに投稿した「アイドル」MVの再現動画も見ました!
再現度が高すぎ…所々オリジナルも取りれていておもしろくて、気づけば最後には泣いていました(笑)
自分は『推しの子』をリアルタイムでみれなかったので、すこし遅れてアマプラでみました!
アニメが初見だったのですが、あまりにも衝撃すぎてあいた口がふさがらず…
皆さんの「次にくるだろう!」っていう感覚すごいですね( ;∀;)
もうすぐ「次にくるマンガ大賞2023」の結果発表もありますね!
今回は『推しの子』1位の理由や、今年はどのマンガが選ばれるのか予想もしてみたいと思います!
推しの子がマンガ大賞1位をとった人気の理由は?
先日「本屋に売っていない…」と、いきつけの美容院の店長さんが悲しんでました(˘ω˘。)
2020年4月から連載がはじまって「次にくるマンガ大賞2021」で1位になる前の2021年4月で累計発行部数が100万部。
(↑これでもすごいですよ!?)
1位になったときには200万部を突破、アニメ放送前で約450万部に…
そして放送中には900万部をこえて、今では1200万部だそうです(゚д゚)!
「赤坂アカ氏」×「横槍メンゴ氏」による最強タッグ
『推しの子』は、原作者が赤坂アカ先生、作画が横槍メンゴ先生によるマンガです!
赤坂アカ先生は2017年の「次にくるマンガ大賞」、『かぐや様は告らせたい』で1位になっており、なんと2回目の1位なんです!
横槍メンゴ先生は2015年・2016年の「次にくるマンガ大賞」、『クズの本懐』で2度も受賞しています!
『かぐや様は告らせたい』も『クズの本懐』もアニメ化に実写化。
そんな大人気なお2人がタッグを組むなんて注目されないわけがないですよね( ゚Д゚*)
ひとつ作品がバズったとしても、次は売れるかどうかなんてわからないのが厳しいマンガの世界です。
まず「スター作家同士がタッグを組んだ」というところから、読む人はハートをつかまれたのかもしれません。
マンガ通でない人でもすごそうだと気になって手にとりたくなりますから!
「ファンタジー」×「リアル」の一体化
最初はよくある転生系(ファンタジー)の話だとおもっていたのです。
・現実世界の双子の赤ちゃんに生まれかわる
・しかも「推しているアイドル」の子ども・お互い前世の記憶がある・赤ちゃんから言葉も話せてヲタ芸もできる一方えがかれるストーリーは現実で起きてもおかしくないリアルな感じです。
・母親をストーカーに殺され復讐を決意する双子の兄アクア
・母親のようなアイドルになるために夢をおう双子の妹ルビー・10代の青春・芸能界のウラ事情・SNS時代にかかえる問題もうハラハラしかしません(´;ω;`)
転生前のアクアはお医者さんですから、大人びて頭もよくて勘もするどいですし
転生前のルビーは病気で亡くなった12才の女の子で、まっすぐで無邪気
それぞれが持つファンタジーな要素をうまく使いながらリアルな現実を生きていくという
さりげなく現代がかかえる社会問題的な要素もいれながら
うまいこと「ファンタジー」と「リアル」のパズルを組み合わせたこの設定には、惹きつけられずにいられないのかもしれません。
「目」×「嘘」に惹きつけられる魅力
タイトルロゴで「の」の部分が「目」のかたちになっていますよね。
アイ、アクア、ルビーの目に「星」があるのも理由のひとつかもしれませんが
「目で魅せる」というこだわりも感じます。
・アイの特別感
・闇が深いシーンでは星は黒くなる・黒川あかねがアイのようになりきった時に出現した目の星・心からの喜びや感動を伝えるときアニメだともっとわかりやすいので、より感情がはいっちゃうんですよね。
アイが死んじゃうとき目から星がなくなるのは悲しすぎました(´;ω;`)
もうひとつ物語のはじめに
「この物語はフィクションである。
というかこの世の大抵はフィクションである。」「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」つまりこのストーリーは「嘘(フィクション)」もポイントになっているということです。
『推しの子』では芸能界を中心にストーリーをえがいていますが
マンガ関係なく「フィクション」で生きている人って多いのではないかなと個人的に思うのです。
例えば、
学校とか職場とか、自分の本音をとじこめて「フィクション」の姿を演じたり
単純に言えば家にいるときと、外に出ているときは違う自分がいるなーとか
そう考えるとあかねの「アイを表現する」ということは、素のあかねではなく
「フィクション」をまとった姿といってもいいかもしれませんね。
「目」変化したのもそれが理由でしょうか?
サプライズのような幸せな嘘もありますが
そういうのとはまた違う、おもてに出していいものと、今はダメなんじゃないかな
っていうようなものを「フィクション」によって使いわけるといいますか。
アイの言う「嘘はとびきりの愛なんだよ」はすごく心にきます。
アクアの前世である医者のゴローも気持ちをおさえたところはありますが
それはアイに対する「愛」ですからね。
アイの死に際、アクアとルビーに「愛してる」と言えて
嘘じゃないと感じることができたシーンは号泣ですね。
アイはアイドルとしては「フィクション」で生きてきましたから
もし我が子に対する「愛」が「嘘」だったらどうしよう
という葛藤があったのではないでしょうか。
「嘘」が無意識にでもあたりまえのようになった時代に、(SNSとか特に)
『推しの子』でえがかれる「嘘」は意識せずにはいられないような気がします。
推しの子と同じマンガ大賞1位になった作品は?
「次にくるマンガ大賞」過去の受賞作品と言えば
『僕のヒーローアカデミア』『ヲタクに恋は難しい』『SPY×FAMILY』に
秋アニメの『薬屋のひとりごと』
他にも人気作がいっぱいありすぎて紹介しきれません!!
ここでは『推しの子』とおなじ2021年Webマンガ部門1位の『怪獣8号』
昨年の1位、コミックス部門から『メダリスト』、Webマンガ部門から『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』をご紹介します!
『怪獣8号』
『怪獣8号』は松本直也先生による作品で『ジャンプ+』で2020年7月から連載しています。
そして「次にくるマンガ大賞2021」のWebマンガ部門で1位となりました!
はじめて読んで思ったのは
「主人公の怪獣かわいい…(*’ω’*)」
ストーリーのノリとテンポの良さがそう感じさせたのだと思いますが!
敵で出てくる怪獣は気味が悪いです(とても良い意味で!!)
かわいいと言ってしまいましたが、かっこよくムネアツな作品です!
こちらで最初の3話が無料で読めちゃいます!⇒「ジャンプ+ 『怪獣8号』」
なお2024年4月にアニメ化も決定しています!
父が好きそうなので話してみたら、『SAKAMOTO DAYS』というマンガをオススメされました。
なんとこちらも「次にくるマンガ大賞2021」で受賞の作品です!
『メダリスト』
『メダリスト』はつるまいかだ先生によるフィギュアスケートをテーマにした作品で『月刊アフタヌーン』にて2020年7月号から連載しています。
つるまいかだ先生のマンガ家デビュー作であるそうで!
「次にくるマンガ大賞2022」ではコミックス部門で1位になっております!
挑戦するのに年齢なんて関係ないとはよくいいますが、現実はなかなか厳しいもので…
なにをするかにもよるんですけどね。
自分の中になにかひとつでも「成し遂げたいもの」を持っているって良いなぁと
うらやましくなりました。
「駄目じゃない部分もある自分になりたい」
…号泣( ˘ω˘ 。)
ここで最初の2話を無料で読めますよ!⇒「アフタヌーン公式サイト 『メダリスト』」
こちらも2024年にアニメ化が決定しております!
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』
『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』は地主先生による作品で、ご本人のTwtter(現:X)にて2022年3月から連載、2022年8月からは『月刊ビッグガンガン』でも連載中です。
「次にくるマンガ大賞2022」のWebマンガ部門で1位になっております!
読んでいてニヤニヤがとまりません。
なんなんでしょう、このなんとも言えない絶妙な関係は(´艸`*)
とても良い!!(語彙力どっかいきました)
こちらで最初の3話が読めます!⇒「ニコニコ漫画 『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』」
推しの子に続くマンガ大賞から次にヒットするのは?
今年開催の『次にくるマンガ大賞2023』の結果発表は、8月31日(木)19:00から!
ニコニコ生放送にて発表されます!
それぞれの部門では昨年もノミネート・受賞されている作品もたくさんあり、全体的にとても票がわれている印象です(><)
果たして受賞、そして1位と輝くのは…!
「ニコニコ生放送 次にくるマンガ大賞 受賞作品発表会 生中継」
みんなが予想する受賞作品は?
みなさんがどのような予想をされているのかひろってみました( ˘ω˘ )
予想いろいろ分かれていますね(゚д゚)!
コミック部門では『黄泉のツガイ』『暗号学園のいろは』
Webマンガ部門では『幼稚園WARS』『バンオウ』
が注目されていそうでしょうか…!!
個人的に気になった作品
上であげた作品も気になってるのですが、読んでいて好きとなったのは
コミックス部門だと『赤羽骨子のボディーガード』ですかね!
幼なじみ本人にバレないようにボディーガードになった威吹くんですが…
こういう展開とても好きなんですよね…!
(↑13、14あたりのです!)
全員集合のアングルも最高でこれは絶対見開きでみないといけないやつです!
Webマンガ部門ですと『愛してるゲームを終わらせたい』が気になります!
きっとこの一年にいろいろ「勝負」とかこつけてアピールしていくんだろうなぁ
とは、おもっているのですが!
お互い努力しているからどうなっていくか見守りたいというか
意地になってるってわかってる前提でストーリーが進んでいくのが良いです( ˘ω˘ *)
『サツドウ』も気になるんですよねぇ…一般人になりきれない実はツワモノっていう、しかも隠してる特別感…好きですねぇ( ˘ω˘ )
まとめ
『推しの子』のポイントをおさらいすると
・「赤坂アカ先生」×「横槍メンゴ先生」の最強タッグ作品
・「ファンタジー」×「リアル」の見事な一体化・「目」×「嘘(フィクション)」に魅了されるですかね!
「次にくるマンガ大賞」エントリー時点で、マンガではアニメ第1期の内容はおわっていたので、
これはもう「くる」というより「ひきよせられた」感じもしますね( ˘ω˘ *)
第2期も楽しみです!
そして、今年の「次にくるマンガ大賞」は果たしてどうなるのか…
ドキドキしながら待ちましょう(*ノωノ)
最後まで読んでくださり有難うございました!!