それスノでダンス対決の結果に批判?やらせ忖度と言われるのなぜ?
なぜ、こうなったのか経緯を簡単に説明します。
SnowManの冠番組『それSnowManにやらせてください(略称:それスノ)』がゴールデン枠(毎週金曜日よる8時)に進出。
ゴールデン一発目の4月28日には、「9人ダンス日本一決定戦」が2時間スペシャルで放送されました。
SnowManを含めた4チームが、本気で1か月の練習を経てのダンス対決!
どのチームもさすが、圧巻のダンスを披露!
結果は、2位のキッズチームに1点差で SnowManが優勝 しました!
でもその放送直後から、ネットやSNSで「やらせでは?」「忖度している」と批判があった、というわけです。
では、詳しく見ていきましょう。
それスノのダンス対決がやらせと批判されてる?
Snow Man冠番組☃️
今夜7時から
ゴールデン初回放送‼️9人ダンス日本一決定戦🏆
Snow Man vs
日本一の高校ダンス部 vs
芸能人ダンス選抜チーム vs
世界一の最強小学生チーム4つ巴バトル🔥#それスノ をつけて
リアルタイムで
盛り上げて頂きたいです!#snowman
pic.twitter.com/6HX8or4wKF— それSnow Manにやらせて下さい (@sore_snowman) April 28, 2023
この「9人ダンス日本一決定戦」は、昨年9月に第1回目、今回は第2回目となります。
前回はSnowManチームを含む3チームで競い、今回は4チームで競うことになりました。
4チームのダンス対決の結果、SnowManチームが1点差で勝利し優勝となったのですが、その後SNSやネット上で、「やらせ」「忖度」などの批判のコメントが多くありました。
9人ダンス日本一決定戦の概要
【9人ダンス日本一決定戦】の主な概要は以下のとおり。
対戦するダンスチームは4チーム(発表順)
- 日本一の高校ダンス部(久米田高校)
- 芸能人ダンス選抜チーム
- 世界一の最強小学生チーム(kirameki☆glitter)
- Snow Man
ルール
【人数】9人
【課題曲】①スリラー/マイケルジャクソン ➡ ②ラン・ザ・ワールド(ガールズ)/ビヨンセ ➡ ③各チーム自由選曲 ➡ ④レット・イット・ゴー/イディナ・メンゼル
【練習期間】1か月
【対決の日】発表から1か月後
SnowManの優勝で「やらせ」と批判
「9人ダンス日本一決定戦」としての4チームダンス対決
どのチームも圧巻のパフォーマンスでしたが審査の結果、SnowManチームが優勝!
しかも1点差!!
どのチームもレベルの高いダンスだったので点数の開きもそんなに大きくなかったですよね。
でもSnowManチームが1点差で優勝したことに対して、SNS上で批判コメントが目立つようになります。
絶対やらせじゃん笑。正々堂々と戦って欲しい
制作統括いい加減にしろよな笑
シナリオ通りのダンス対決なんて2度とやんな。
真剣な戦いでの忖度はいらないと思うなぁ🤔
大人の事情に子供を巻き込むのは良くないよ…
批判ツイートに対して、このような意見もありました↓
その反応見てから番組見たんだけど おっ?普通にキッズとSnowMan僅差っぽくね?そんな絶対キッズ優勝と言い切れるほど差ある???ってなったんだよね
「やらせ」「忖度」「出来レース」などの批判コメントに、真っ向から否定するコメントも多くて、SNS上はけっこう大荒れしていましたね(>_<)
それスノのダンス対決に批判が出るのはなぜ?
これ見て、どう見てもkidsチームが優勝やろ思ったのに案の定Snow Manが優勝して 草#それSnowManにやらせて下さい #9人ダンス日本一決定戦 https://t.co/18sTxNRHnA
— L.E.D.Dragon (@LEDDragon2) April 28, 2023
そもそも、”なぜ批判が出てきたのか” を探ってみると、批判の原因がわかったような気がします。
批判の原因となるのは以下の4つだと思われます。
では、詳しく説明します。
「誰がどう見ても〇〇でしょ」が批判の発端
一番の批判の原因をつくっているのがこれだと思います
「誰がどう見ても・・〇〇でしょ」という勝手な思い込み!
これって、ものの見方として危険だと私は思いました。
どのチームが良かったかなんて個人でそれぞれ違っていいし、好みもありますからね。
なのに「誰がどう見ても・・・でしょ!」っていうのは100%自分の見解が正しいと断定しています。
だから、それ以外の結果だと納得いかないし、批判という形に繋がるんだな~と。
キッズチームの存在
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批判の原因2つ目は、「世界一キッズダンサーチーム」の存在!
いい意味でこのダンス対決をかき乱してくれましたよね!
キッズチームのダンススキルは素人目から見ても上手すぎ!
揃ってるし堂々としてるしすごかった!
だからこそ、「なんでキッズチームが負けたの?」という意見があってもおかしくはないと思います。
でも実際1点差なので僅差であることには変わりない。
視聴者も、真っ二つに意見が分かれたかもしれませんよね。
四つ巴のダンス対決と銘打っておきながら多分スノvs小学生チームでしか考えてないし(他の2つは申し訳ないけど素人目で見てもレベル差がありすぎた)、結局スノが勝つ展開なのが見え見えなのはどうなの?って思う。
前回と今回SnowManが連続で勝ったから
批判の原因3つ目は、前回同様SnowManが2連勝だから!?
もっと言えば、”SnowManの番組だから”
ここが「やらせ」「忖度」疑惑に繋がってるんですよね。
もちろん、ゴールデン進出で番組を盛り上げたい気持ちはSnowManもスタッフも大いにあると思うし、数多くのファンもSnowManが勝つことを期待していたと思います。
でも、本当にこれがやらせや忖度だったら、視聴者は離れていくんじゃないかな。
ファンは離れなくともすごく悲しいと思うし、何よりSnowManが一番嫌悪するのではないかと・・・。
そういうのを知ってて番組制作側はやらせをするのか??
いえいえ、、、
私はガチ勝負だったと思っています!(^^)!
SnowManアンチによる批判
そして、批判の原因4つ目は
SnowManアンチによる批判!
これは一番最悪なんですが、、でもあり得ますね。
ここぞとばかりに叩いてくるアンチがどこにもいますからね。
実際、この前の金スマで目黒蓮さんが発言した内容に、ここぞとばかりに叩きまくっているアンチが相当数いましたから。
”自分はこう思う” の意見ならいいと思うのですが、人間性を否定するような書き込みが多すぎて、、、
ホントに残念に思います😩
以上の4つが、”なぜ批判が出てきたのか” の見解でした。
これ以外にも、もっとあるかもしれませんが・・・
それスノのダンス対決は審査員が忖度してると批判?
この投稿をInstagramで見る
そして、批判の的の先には審査員にも向けられています。
審査員はしっかり審査してくれていると信じていますが、結局忖度なんじゃないか、という意見もありました。
審査基準がわからないの声
やはり総評と、このダンス対決は何を重点として採点してるかが伝わらないと、やらせと言われるんだ…多分
普通の(普通とは?だけど)一般的なダンス大会を想像した時に高評価だろうと思うのは断然kidsだと思うけど、恐らく違うんだよね?視点が。#それスノ— ︎︎なこ@ミトコンドリア君 (@nco_naco) April 28, 2023
批判コメントには「審査基準があいまい」「基準はどうなってるの?」などの声も。
しかし、テレビで審査発表の前に審査基準は示されていました。
それなりに素人でもわかりやすく( )書きで、項目も示していましたよ。
審査基準はこのようになっていました↓
【審査基準】
- ビジュアル 20点(表情・メイク・衣装)
- 構成 20点(演出・作品のバランス・フォーメーション)
- エンターテイメント 20点(表現力・ショーマンシップ)
- テクニック 20点(ダンススキル)
- スペシャリティ 20点(各審査員の全体的総合評価)
テレビでは数秒で切り替わったので見逃した人も多かったのかも。
審査員1人100点の持ち点があり、4人いるので、最高点で400点となります。
実際、得点はどうだったのか!
4チームの得点を見てみましょう。
審査員 / チーム | 高校生チーム | 芸能人チーム | キッズチーム | Snow Man |
① SAMさん | 96 | 95 | 98 | 98 |
② 夏まゆみさん | 93 | 92 | 96 | 97 |
③ Maasa.さん | 92 | 93 | 95 | 94 |
④ GENDAIさん | 89 | 90 | 89 | 90 |
合計得点 | 370 | 370 | 378 | 379 |
順位 | 3位 | 3位 | 2位 | 1位 |
最終的にこのような結果となりました。
そして、審査員のコメントがほぼありませんでした。(編集でカットされた?)
審査員の夏まゆみさんが見解を示す
このダンス対決の審査員は4名
- SAMさん(TRF)
- 夏まゆみさん
- Naasa Ishiharaさん
- GENDAIさん
です。
SAMさんと夏まゆみさんは、昨年の第1回目の審査員も務めていましたね。
MaasaさんとGENDAIさんは今回初審査
4人の審査員とも、もちろんダンサー・振付師としてトップレベルの方々ばかり
ダンスに関しては並々ならぬプライドを持って審査してくれたと思います。
放送後、じつは審査員の夏まゆみさんがご自身のブログで今回のダンス対決の審査について、詳しく書いてくれています。
その中から一部抜粋して紹介します
『それスノ』のこと。第2弾
またまた忖度とかヤラセとか出来レースとか、言っている人たちがいることは、自分的にとても残念に思うけど、、、
何度も言うけれど本気さと必死度、もうとてつもないピリピリとした緊張感、高まる高揚感、その空気に触れるだけで、肌からヒシヒシと伝わってくる何かが確実にありました。
誰がこの人たちに点数を付け、順位づけできるでしょうか・・・
審査員である私達は、前回同様、放送で映されていた1ヶ月間の練習期間に何が起きたか、どんな努力が、葛藤が、事件が起きたかを知りません。
その場で繰り広げられるたった3〜4分のパフォーマンスで審査をし、即座に分析し、一瞬の間に脳内で繰り返し、渡されたフリップに点数を書き込んでいきます。
私は、テレビをご覧になっている皆さんと同様に、それぞれのパフォーマンスを見て、心が大きく動き、感動し、心が揺さぶられました。涙をこらえなければならなかった…。
収録後は泣くのをひたすら我慢したので頭が痛い痛い。
ただ今回は、審査員のコメントがことごとくカットされていました…
紹介頂くシーンでは、4人の審査員それぞれ
「どこに注目するか」「どの点を判断基準にするか」
などのコメントを求められ、それぞれ答えました。全部カットされてましたね
ー注目したポイントー
私はですね…タイトルにもありますように “9人ダンス日本一決定戦 ” ということですから、やはり7人でもない10人でもない9人ならではの構成やフォーメーション、
そして、見ている人をどれだけ魅了するかなどの一人一人のショーマンシップにも注目していきたいと思います。」と述べました。
大切なので繰り返しておきます。
“世代対抗ダンス大会”ではなく “すごかったでSHOW”でもなく、“なんでもダンスコンテスト”でもなく「9人ダンス日本一決定戦」です。
実際にその点に着目していました。
ーパフォーマンスの評価についてー
今回は、ご覧の通り、舞台セット・衣装・小道具などを駆使した作品が多かった
展開を繰り広げたり、インパクトを残したり、表現を膨らませるのに用いますが、これなかなかどうして、これらの処理こそ難しいのです。
私がSnow Man のパフォーマンスで感動した一つとして、この「処理」があります。
あのだだっ広い体育館をうまく利用し、帽子は、斜め下手(しもて)上方に揃って飛ばし、ジャケットは、全ての方向へ放射線状に投げ、ボトムスは一列で真後ろにといった具合に、投げられたそれらの軌跡も置き去りにされた後のそれらも決して醜くなかった。
ー各チームのよさ(強み)についてー
kirameki⭐︎glitterが惜しくも1点差で優勝を逃すという現実。
私のカットされてしまったコメントの中に、「Kids達のパフォーマンスを観て今回はSnow Man 危うしか…とも思いましたが、、、」というパートがありました。
心を鬼にして申し上げますが、子供ということで気付かぬ内に知らないうちに、ついうっかりアドバンテージつけて見てはいませんか?
“小学生なのに… Kidsでこんなに… ⁉︎子供でここまでやれちゃう…?”
逆にこうは考えられないでしょうか。
小学生なのにこんなことできちゃう!? Snow Manは大人なのに、こんな無垢な美しい表情しちゃう!?とか・・・
私のkirameki⭐︎glitterの技術・スキルポイントは20点の満点をつけました。
私のSnow Manの表現・表情のポイントは20点の満点。
ーSnowManが優勝した審査ポイントー
それでは、Snow Man が優勝した私の審査ポイントを。
動きにおける「緩急」「メリハリ」。
Snow Man はこの緩急の幅がものすごく大きい。筋肉の収縮と伸長と弛緩が音に合わせて瞬時にコントロールできている。
そして、パフォーマンスしている3分程の間、一切のすきが無い。
9人それぞれの動き1つ1つ、表情のひとつひとつが全てソフィスティケイトされているのです。
夏さんの思いがわかる内容、ありがたいですよね。
この夏さんのブログ、速いスピードでSNSに広まっていたので一時サーバーダウンしていました💦
ダンスの採点をしている方たち、見てる人たちは
ここまでの過程も、怪我も、見てないし知らない
その過程をなくしても感動を与えられるか
楽しんでもらえるか、が重要であって
しんどい中頑張りました!ではなく
その瞬間楽しむ、楽しませることが
出来てるかどうかだなってのは思った— ひ ろ こ (@fukkafukka55sn) April 28, 2023
夏まゆみさんのブログ拝読しました。
円陣での岩本くんの言葉と、夏さんのお話読んで、なんでこんなに彼らのDANCEが心に届くのか、また少し解った気がします。
夏先生、ありがとうございます。冷静にいろんな人の話を聴くって、大事だね。#それスノ#SnowMan#ラウールhttps://t.co/nhjKPaTg5U
— Rm_ikibaUL🤍 (@Rm_ikibaUL1634) May 4, 2023
夏さんのブログを見て「スッキリしました」とか「どのように審査しているのかよく分かりました」という意見が多かったです。
モヤモヤしていた人が多かったんですよね…
夏さんのブログが救済してくれたようです😊
ー追記ー
追悼
夏まゆみさんは、6月21日、がんのため死去されました。
最後の最後までダンスに向き合って、9人ダンスの際も「忖度では」という批判に対して、審査員として丁寧に見解を示してくださいました。
ありがとうございました。
辛かったであろう闘病生活から解き放たれゆっくりされていることでしょう。
ご冥福をお祈りいたします。
番組制作側にも批判
番組制作側にも批判がありました。
主に編集の仕方ですよね、特に審査部分ね。
ラウールは自明之理、端的で深大な言葉ありがとうございます。
ダンス対決ってだけで番組を見てる人からしたら採点基準をそこまで知らずに見てるからダンススキルだけでの評価だと勘違いしてる人が多い印象かな
また、ダンス対決の内容に限らず、「それスノ」番組自体に不満がある人も多い印象を受けました。↓↓
全員見てなくて当たり前で、ゴールデン初めてでこんなメンバーで、こんな事をやってく番組です、頑張りますって何で無いの
番組制作側に対しては、頻繁に批判的なコメントを見かけます。
みんなSnowManが好きで、せっかくゴールデン進出できて、これからもずっと続いてほしいって思うからの意見というのはよくわかります。
きっともどかしいですよね
視聴者が離れていかなければいいのだけど…。
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まとめ
新ポスター解禁🌸#それスノ #SnowMan pic.twitter.com/8DCpM0R8Xg
— それSnow Manにやらせて下さい (@sore_snowman) April 9, 2023
ゴールデン進出、第一発目の「それスノ」は9人ダンス対決でしたが、SnowMan優勝!さすが!だけでは終わらない内容になってしまいました。
ダンス対決の結果に批判が出た原因として、
- 自分の固定観念を押しつけたコメント
- 世界一の称号をもつキッズチームだったから
- 前回、今回とSnowManが勝ったから
- SnowManアンチによる批判
が考えられます。
それを踏まえて今後、ダンス対決の結果でやらせ忖度と言われないためにも次の3つのことが必要だと思います。
- 審査基準を印象づける
- 審査員のコメントをカットしない
- その分各チームの対決までの過程VTRを短くする or 2週に分ける
審査員の解説がもう少し放送されてほしかったですね。
どちらのチームも素晴らしかったことには変わりない☆彡
今後ますます「それスノ」は注目されていくと思うので、いい番組になってほしいし、これからも応援していきたいと思います。