バレーボール男子日本代表なぜ強くなった?史上最高選手の存在が凄い!
バレーボール男子日本代表が近年メキメキと力をつけています!
先日のネーションズリーグでは、決勝でフランス代表に負けたものの、見事銀メダルを獲得!
日本の会場ではチケットが取れないほどの人気ぶりですが、世界的にもバレーボール日本代表は人気があります。
人気とともに実力もあるのが今の日本代表です!
数年前まで世界との壁は厚かったはずですが、なぜこんなにも強くなったのでしょう?
そこで今回は、バレーボール男子日本代表が強くなった理由を調べました。
- バレーボール男子日本代表が強くなった理由
- 日本バレーボール史上最高の逸材・石川祐希の凄さ
- バレーボール男子日本代表はパリ五輪で金メダルを狙えるのか
では、詳しく見ていきましょう。
バレーボール男子日本代表が強くなったのはなぜ?
こんなにバレーボール男子が強くなった理由はなんでしょうか。
ちょっと前までは、こんなに勝てなかったはず。
「急に強くなったよね」と、そう感じている人も多いのではないでしょうか。
では、強くなった理由をまとめたので、一つずつ見ていきましょう。
石川祐希の存在
引用元:西スポWeb
やはりこの人の存在無くして日本はここまで強くなれなかったでしょう!
〝日本バレーボール史上最高の逸材・石川祐希”
日本チームのキャプテンも務めています。
ずば抜けた技術と身体能力はもちろんのこと、「バレーボールの申し子」という言葉だけでは表現できないほど。
今や世界のトッププレーヤの一人です!
全ての能力が備わっている
石川選手には、バレーボールに重要な技術・能力のすべてがそろっていると言われています。
特に、圧倒的な跳躍力やスパイクの能力は〝世界トップ” と言われています。
ちなみに石川選手の最高到達点は351cmで、ネットより113cmも高い位置からスパイクを打つことができます。
スパイクを打つ前、跳んでからスパイクを打つまでがめちゃくちゃ速い!
相手からするとブロックしようと構えたら、もうスパイク打たれている。
とにかく速いので相手のブロックが間に合わない!
この跳躍力により、相手の手前に強烈なスパイクを打ち込むことが可能となっているのです。
🏐FIVBパリ五輪予選🇫🇷ワールドカップバレー2023🏆
— フジテレビ☆バレーボール (@fujitv_volley1) October 4, 2023
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石川選手のようなスター選手は、どうしても攻撃面に目がいきますが、じつは石川選手は数年前、チームでスパイクを打たせてもらえずリベロに回ったことがあるのです。
※リベロ・・守備専門のポジション
今は考えられないことですが、イタリアのチームに所属して序盤の頃でした。
石川選手の身長は192㎝、海外のバレーボール選手では普通、いや小さい方かもしれません。
元々レシーブが上手かった石川選手ですが、リベロを経験したことでさらに守備が上手くなっちゃったんですね!
石川選手の能力の幅を広げたということですね✨
石川祐希、西田有志、高橋藍、この3人ともレシーブも上手いからリベロ含めてレシーバーがずっと4人いる形になるのめっちゃ強いな#ネーションズリーグ
海外への道をつくった
石川選手は高校卒業後、イタリアのチームへ留学。
目的はただ一つ、
「世界のトッププレーヤーになること」
慣れない環境の地で言葉もわからない中で、もがきながら取り組んでいきました。
数年後にはイタリアのチームでキャプテンを務めます!
石川選手が海外で活躍することで、後輩の選手たちにとっても海外への道は「挑戦できる選択肢の一つ」になっていきます。
現日本代表の選手の中でも、海外チーム経験がある選手は多くいます。
「史上最高の強さを誇る」と言われるほど、本当に今の日本チームは強い!
海外での経験は、間違いなくチーム全体を強くしています。
この10年、いや5,6年で大きく変わったことかもしれません。
海外チーム所属選手が増えた
日本チームでも多くの選手が海外リーグでプレーする時代になりました。
その経験は、確実にチームを強くしています!
それは技術面だけでなく、メンタル面でも成長していることが日本チームの強さとして現れています。
やはり、石川祐希選手のような選手がイタリアなどの強豪チームでプレーし、技術面・精神面で成長していることが大きいですね。
戦術の進化
現在の日本代表チームは、戦術面での進化も遂げています。
フィリップ・ブラン監督の下で、緻密な戦術や、多種な攻撃を積極的に使おうとする意識がチームに浸透しているように感じます。
「相手を翻弄する」ように、日本チームがのびのびと戦っているように見えます。
いい意味で日本人らしくない、堂々とした戦いぶり。
見ていても「本当に強いな~!」と感心しきりです。
新戦力の奮闘
既存の選手に新しい顔ぶれの選手が代表チームに加わって活躍しています。
特に注目選手が、「甲斐優斗」選手!
2メートルの身長をいかした高い打点のスパイクと力強いサーブが甲斐選手の武器です。
ネーションズリーグでは、リリーフサーバーとして大活躍しました!
このような若い新戦力が大暴れしてほしいですね!
世界への慣れ
2014年以降、日本代表は積極的に海外遠征を行ってきました。
積極的に海外の強豪チームとの練習試合や合同練習を重ねることで、世界トップレベルのプレーに慣れること、それに対応する戦い方を習得してきました。
現在もイタリアのチームに所属している石川祐希選手を筆頭に、高橋藍選手、西田選手、宮浦選手、関田選手なども海外でのプレーを経験しています。
昔に比べ、現在の日本代表の多くは、当たり前のように海外でプレー経験を豊富にやってきているのです。
確かに日本人より大きくてビビることもあると思いますが、怖いという印象は全くないと思います。
今の日本代表の選手たちは、堂々と落ち着いてプレーしていますよね。
逆に、他国選手の方がオタオタしている印象です。
「慣れ」を手にいれた日本は、本当に強いです!
強くなったバレーボール男子はオリンピックで金メダルを獲れる?
オリンピックの成績
1964年 | 3位 銅メダル🥉 |
1968年 | 2位 銀メダル🥈 |
1972年 | 優勝 金メダル🥇 |
1976年 | 4位 |
1980年 | 出場なし(最終予選敗退) |
1984年 | 7位 |
1988年 | 10位 |
1992年 | 6位 |
1996年 | 出場なし(最終予選敗退) |
2000年 | 出場なし(最終予選敗退) |
2004年 | 出場なし(最終予選敗退) |
2008年 | 11位 |
2012年 | 出場なし(最終予選敗退) |
2016年 | 出場なし(最終予選敗退) |
2021年 | 7位 |
2024年 | 追記:7位 |
日本代表は、52年前の金メダルを最後にメダルどころか出場できない時期が多くありました。
正直、男子バレーボール界の低迷がずっと続いていたんですね。
でも、今回のオリンピックは期待大ですよね!
期待しない方がおかしいぐらい、強い日本代表にワクワクしています。
金メダルを狙える
6月のネーションズリーグで銀メダルを獲ったことで、日本はついに世界ランク2位という位置にきています!
これはすごいことです!
「メダルが狙える」はもちろん「金メダル」を十分に狙えます!
52年ぶりの金メダル🥇見てみたいですね。
複数人ベストプレーヤーの可能性あり
6月のネーションズリーグでは、ベストプレーヤーに日本代表から2人選出されました!
それは、石川選手 と リベロの山本選手です。
決勝まで行ったことも大きいですが、日本の選手が世界のトッププレーヤーになっている証拠ですよね。
ちなみに、優勝したフランス代表からは4人選出されていました。
オリンピックでは、日本から4人のベストプレーヤーが選出されることでしょう✨
期待を込めて応援しましょう!
【追記】パリ五輪は7位
史上最高の布陣で臨んだパリ五輪でしたが、惜しくも準々決勝でイタリアに2-3で敗れ、日本代表は7位に終わりました。
本当にあと1点、1点の重みを感じた試合でした。
残念でしたが、ワクワク夢を見させてくれたバレーボール男子日本代表にみなさんに感謝です✨
4年後、次こそ!
まとめ
バレーボール男子日本代表は、この数年でなぜこんなに強くなったのか?について調べた結果を見ていただきました。
理由は、以下の5つが挙げられます。
- 石川祐希選手の存在
- 海外チーム所属の選手が増えた
- 戦術の進化
- 新戦力の奮闘
- 世界への慣れ
特に、石川祐希選手の存在は大きいのではないでしょうか!
アタック力・跳躍力・スパイクの技術・守備など、どれをとっても超一流です。
また、高校卒業後すぐにイタリアへ行き技術を磨くなど、率先して世界のバレーボールに触れてきました。
それだけでなく、イタリアでしっかり結果を残し続けています。
そんな石川選手の姿に感化され次々と日本の選手も海外チームへ移籍。
日本選手が海外で活躍できることを証明しています!
強くなった日本代表チームが、オリンピックで活躍する姿が楽しみでしょうがありません!
みんなで応援しましょう!
『バレーボール男子日本代表なぜ強くなった?史上最高選手の存在が凄い!』を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。